卯月恒例うさぎ神社
こんにちは。
今日もご覧いただきありがとうございます。
わたしはうさぎさんが好きです!
でも、アレルギー持ちなので(息子1くんも)きっとうさぎにもアレルギーが出てしまうので、同居することは泣く泣くあきらめています(´;ω;`)
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そんなわたしは欲求を満たすため(?)に、毎年卯月にはうさぎ神社に行ってきます。
今年のメンバーは重度知的障害&自閉症の息子1くんと息子2くんです。
うさぎ神社の写真多めですが、どうぞお付き合いください。
調神社(つきじんじゃ)
埼玉県民の間ではかなり有名な神社で、埼玉県さいたま市浦和区にあり、浦和レッズも参拝しているそうです(詳しくないw)
詳しい場所はこちらをご覧ください。
調神社はつきじんじゃと読みます。
わたしもそうですが、調宮神社(つきのみやじんじゃ)と呼ぶ方も多いです。
「ツキを呼ぶ♪」と言われ、そんなに大きい神社ではありませんが、訪れる人は多い神社です。
月待信仰のため、お月様に住むうさぎが至る所にいらっしゃる神社です。
まず正面に座っているのが、狛犬ではなくて狛兎( *´艸`)
しかも左右とも子連れなんです。もうこの時点でたまりません!!
ジャンプ力がいいからか、背が低いわたしから見ると、かなり高い位置に鎮座しています。
どうしても見上げるショットしか撮れなくてすみません・・・
息子2くんがもっと高身長になったらお願いしようと思います(笑)
左右の狛兎を見比べると、子うさぎに触れる手の位置が違うんですよね。
左の狛兎は背中を優しくなでている感じ、右の狛兎は頭をそっと撫でている感じです。
引退した狛兎さんもちゃんと飾られていました。現在の狛兎さんとはまた表情が違って見えます。
調神社は神社なのに鳥居が無い
狛兎さんのいる階段を上るともう神社の中に入ります。
1枚目の写真でも勘のいい方はお気づきかもしれませんが、鳥居が無いんです。
鳥居の代わりにしめ縄が張ってあります。
鳥居が無い理由は諸説ある様ですが、「神社に荷物を運ぶ際にぶつかってしまうので外された」という説が有力のようです。
ほかにも、調神社には「ないもの」があります。それは松の木。
神社には必ずと言っていいほどあるイメージなんですが・・・こちらにはありません。
調神社はなかに進んでもうさぎづくし
かわいいものが大好きな息子1くんのイチオシスポット手水舎です。
水を出してくれているは、大きなうさぎさんです(o^―^o)
手を洗おうとすると、目線がちょうど合うくらいの高さなので、うれしくなります。
まるっとしたおしりがめちゃくちゃかわいいです。
(神様の使いにかわいいなんて言っていいのかわかりませんが)
息子1くんは「うさぎ」の認識はあまりできていないかもしれませんが、
手水舎でピョンピョン飛んで笑顔を見せていたので、お気に入りなのは確かです。
(犬や猫は鳴き声があるのでわかりやすいのですが、キリンやぞうやうさぎは厳しいです)
手を洗い終えても、流れる水とうさぎさんを見ていたいので、なかなか離れられません。
調神社の本堂と拝殿
お天気も良く、かなりにぎわっていた日なので本堂の正面写真は撮れませんでした。
息子1くんは待つのもにぎやかなのも苦手ですから(;´・ω・)
おでかけはできるだけ笑顔で帰りたいですから
でも、ちゃんとお賽銭を入れて参拝してきましたよ。
なぜかお賽銭だけはとても入れたがる息子1くんです。
ころころと転がる硬貨が光るのも、その音が木製の賽銭箱に響くのも、賽銭箱に落ちていくのも楽しい光景なんでしょうね。(木のおもちゃも大好きですから)
本殿にもうさぎさんが彫られています。とってもりりしい顔つきで、可愛らしいだけがうさぎの魅力ではないな~と、新しいうさぎの一面を見られた気がしました。
本殿の前にももちろん鳥居はなく、しめ縄が飾られています。
調神社の神池をよーくのぞいてみました
授与所の裏の方へと回ると神池があります。木々に囲まれていて、とても雰囲気のある池です。
もちろん池の中には狛兎がいらっしゃいます。
この日はとなりにカメ(本物)もいました。
「うさぎとかめの、甲羅干し比べ」と息子2くんが笑っていましたが、うさぎに甲羅はないのよね(笑)
水が大好きな息子1くんは、もう大はしゃぎですが、飛び込んじゃだめだよ~と注意しつつ奥の稲荷神社も寄ってきました。
息子1くんに負けないくらい池を眺めていた息子2くん。
なんとおたまじゃくしを発見しました!!
おたまじゃくしなんて何十年ぶりに見たんだろう・・・わたし。
雅楽殿には、毎年干支の絵が飾られています。
今年は亥年ですね~
白い猪なのも調神社の雰囲気に合っていますよね。
調神社内をどんどん進むと
お稲荷さんの他にも金毘羅神社と調宮天神があります。
こちらにも鳥居があり、手水舎があります。こちらはうさぎさんではなく、苔の生えた雰囲気のある手水舎です。
調宮天神の隣にはたくさんの絵馬が掛けられ、「ツキをよぶ」ため、金運や勝負運の願い事が多いようです。
金毘羅神社と調宮天神には鈴が付いており、息子1くんもしゃらしゃら鳴らしていました。神秘的な響きは思わず耳を傾けてしまいますね(*'ω'*)♪
調神社の魅力
ここまで調神社内の様子をご案内してきましたが、調神社には「七不思議」と「可愛いうさぎのお守り」という魅力があります。
調神社の七不思議
調神社には、七不思議とよばれるものがあります。
今回挙げた中にも入っていますが、紹介だけしますね。
①神使がうさぎ
②鳥居が無い
③松の木が無い
④ひょうたん池の魚は片目になってしまうらしい
⑤日蓮上人が駒をつないだケヤキの木がある
⑥ハエがいない
⑦蚊がいない
調神社のお守りもうさぎづくし
部活のため一緒に来れなかった娘ちゃんにも、お守りを一つ。
気が早いけど、さわやかな水色が素敵だったので合格祈願にしました。
他のお守りはうさぎさんモチーフです。
一番左のうさぎさんが、振り返りながら「よっしゃ、まかしとけ!」と親指を立てているように見えるのが、可愛いのに頼りがいがあってとても好きです(わたしだけ?)
焼き物のうさぎさん(狛兎モチーフ)はリビングに飾ります(*^▽^*)
自閉症児は空気は読めないけど空気感は伝わる
神社は特有な空気感がありますよね。ピリッとした神聖なイメージが強いです。
けれど、4月の陽気に訪れるせいか、調神社はすこしほんわりと和やかなイメージがあります。
自閉症児は空気(雰囲気)を読むことは難しいです。
でも、その空気感を察する能力はとてもたけていると思います。
息子1くんはお正月の激混みしている神社は苦手ですが、この日のような神社は大丈夫です。
また、神社は背丈の高い気が多いので、木漏れ日がとても穏やかで息子1くんを癒します。ほとんど上を見ない息子1くんが、葉が揺れるのを感じ空を見上げる事もあります。
神様は分からないけど、喧騒を離れたこの空間は、息子1くんにもひと時の癒しをくれたと思います。
この空間に「ありがとう」とこころから思います。
次回は、この後にいったお散歩の様子をお伝えできればと思います。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
みなさんにとっても穏やかな一日でありますように~