<障害児のきょうだい>日常を大事にするために必要なこと
こんにちは。
いつもご覧いただきありがとうございます。
あっという間にピンクの桜の時期は通り過ぎ、緑の葉っぱが顔を見せましたね。
うっかりしてると一番「いいとこ」をも逃してしまうのも、「その瞬間を見逃さないように」と桜が注目を浴びる花の理由の一つかも・・・なんて考えてしまいます。
障害児のきょうだいの日常
連休の時にわたしがよく口にしてしまう言葉です。
なかなか連休が取れなかったり、どうしてもの用事が入ってしまったとき、重度知的障害&自閉症の息子1くんのことと折り合いがつかなかったとき、世の中はお出かけ日和なのに我が家ではできなかったとき。
ものすごい罪悪感に襲われることがあります。仕方のないことなのですが・・・
「大丈夫。でも夏休みは絶対ね!」という息子2くんの言葉には、どれだけの気持ちが詰まっているんだろう(;´・ω・)
障害児のきょうだいの日常の変化
今年の春休みは父の入院の準備・手伝いもあり、いつもよりバタバタしていました。
やっと巡ってきた仕事休みの日、息子2くんとおいしいと評判のパン屋さんを探すお散歩に出かけました。
お花見ついでに散策といったイメージでしたが、思った以上に風が強く寒い日でした(´;ω;`)ウゥゥ
二人で「寒い!」「桜散っちゃう!」と大騒ぎしながら、目的のパン屋さんを目指しましたが・・・たどり着かず・・・わたしひどい方向音痴なんです(笑)
グーグルマップでもまず向いている方向がわからず、その場で回転するタイプです。
仕方なく、ご近所のパン屋さんの方向転換しました(^▽^)
お外でのんびり食べようと思ったのですが、あまりの強風のため自宅でほっこりいただきました。
今回の写真はそのパンたちです♬
「ねえ、なんで今日はお休みの日なのに一緒にいてくれないの?」
息子2くんからの問いかけに、焦りました。
その日も仕事は休みでしたが、午後は離婚訴訟の打ち合わせのため弁護士さんのもとに行く予定になっていました。(同席させるわけにもいかないので)
娘ちゃんは部活、息子1くんは放課後等デイサービス、たまに遊びに行っていた実家にも祖父母は病院のためいません。
息子2くんだけお留守番となってしまい、いつもは「犬くんたちがいるから大丈夫!!」なんて言ってますが、やっぱりちょっと寂しかったのかなと振り返りました。
いつでも遊びに行けると思っていた、わたしの実家に行けないと分かったとき、
いつもと何かが変わったとき、急に不安になったのかもしれません。
その不安に寄り添ってあげたくて、打ち合わせも早々に急いで帰ってきました。
今度はちょっとでもお出かけしようね!スイッチもしよう!!
日常を大事にするためには、恵まれていると気づくこと
わたし自身も「いつもと違うこと」で
初めて「恵まれていた」ことに気づくことが多いです。
いつも通りの「普通」を大事にするには、まず恵まれている事に気付くことが必要です。
先日、娘ちゃんは春期講習、息子2くんは習い事に行ってしまい、わたしが帰宅したときには誰もいませんでいした。
「おかえりー」と寄ってきてくれる笑顔がないのはさびしいです。
普段息子1くんが放課後等デイサービスから帰ってきた後、わたしはもう一度会社に5分ほどの仕事をしに戻ります。
行き帰りの時間を合わせても30分未満の外出です。
それでも、息子1くんを一人で留守番させることはできません。
(パニックを起こしけがをしたり、外に飛び出してしまったり、何か食べてしまったりの不安は尽きません)
そのちょっとした時間を娘ちゃん・息子2くんは手伝ってくれます。
何かあったらどうしようという不安な気持ち
パニックになったら少し怖いという気持ち
自分のしたいことを優先できない不満な気持ち
などなど、「大変」と思う気持ちはあるはずです。
でも「仕事でしょ」「少しの時間だし、ママ絶対急いで帰ってくるのわかってるから」と受け入れてくれます。
子どもに甘えてるとも考えられますが、恵まれてるといいたいです。
娘ちゃん・息子2くんがいない日、わたしは息子1くんを連れて再び仕事に向かいます。
障害児のきょうだいに生まれた娘ちゃん&息子2くんの
やさしさ、強さ、たよりがいにとびっきりの感謝をして。
「普通」の幸せに気づいたら、ぜひ「ありがとう」と一緒に伝えてみてください。
障害児のきょうだいにいつも感謝を忘れないように
今ある現状はなんだかんだ幸せです。
ほかの悩み事ができるくらいだから(笑)
幸せなのは、周りの人たちが一緒に「今」を作ってくれているからです。
少しでもかけたら、それは「普通」とはまた一味違って見えるはずだから。
「普通」の幸せを失くさないように、
壊れないようにしっり両手でもっていよう。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
皆様にも幸せな「普通の毎日」が続きますように~。