<障害児を育てる>お薬手帳とかかりつけ薬局のメリット
こんにちは。
息子1くんとわたし、花粉症のお薬をもらってまいりました。
やっぱり病院で診てもらい、処方された薬は一番安心ですし、よく効く気がします。
息子2くんと娘ちゃんは(今のところ?)花粉症デビューはしてません。
ちょっとうらやましいぞ~
「お薬手帳持ってますか?」
現在では、医療機関を受診する時、薬局で処方してもらう時、必ず聞かれますよね。
ちょっと前?まではお薬手帳なんてあんまりメジャーじゃなかったと思いませんか?
ここ20年くらいで一気に普及したなあと感じてしまうのは、子どもをもって薬の管理を自分でするようになったからでしょうか?
わたし自身が子どもの頃は、保険証も家族に1枚だったし、お薬手帳なんてなかったなぁ。
院内処方箋の病院が大半だった気もしますし。
ひとりひとりに合わせたやさしい時代になってきたのかもしれません。
お薬手帳の必要性
広まってきたお薬手帳はなぜ必要なのでしょうか。
①同じような成分の薬・相性の悪い成分の薬を避けられる
薬の記録があるので、服薬中のお薬を薬剤師さん、お医者さんが判断できる。
②お薬の副作用を避けられる
以前飲んだことがあるお薬で、具合が悪くなったなどを記入しておくと、薬剤師さん・お医者さんが判断してくれ、違うお薬に変更してくれます。
③出張・旅行先、災害時でも薬が分かる
緊急時でもいつも飲んでいる薬が確認できるので、かかりつけ医、かかりつけ薬局でなくても、同じ薬が処方できます。
お気に入りのお薬手帳
重度知的障害・自閉傾向の息子1くんは普段から睡眠関係のお薬、気持ち関係のお薬、アトピー関係のお薬を飲んでいます。
あと、お腹もゆるくなりやすい・・・
お薬を飲まない日はないので、お薬手帳を使う頻度は高いです。
すぐに1冊が終わってしまうイメージですが、やっぱりよく手にするので、おしゃれなのがいいなあと考えておりました。
100円ショップで売っているお薬手帳カバーに、わたしの好きな、これまた100円ショップの折り紙を入れ・・・つくりました!
作ったといえるほどのものではありませんが。
ノート自体の差し替えができるので、ずーっと使えます(^^♪
子どもたち3人とわたし、セットで~
これで、お薬手帳を出すときの気持ちも少し明るくなりそうです。
(病院で長い待ち時間のあと、やっと受診して、移動して、薬局で処方してもらうのは、息子1くんにとっては修行です)
お薬手帳アプリも便利
きょうだいあるあるですが、みんなで病院に行くとき、お薬手帳も3冊、診察券・保険証なども3セットとなると、量が増えます。
ごちゃ混ぜになったりして、「お薬手帳もっとコンパクトにならないの~」って思うこともありました。
「なんでもスマホで出来る時代」なのだから・・・と検索してみると、ありました!
お薬手帳アプリ!!
やっぱり!スマホで管理できるなんて手軽!
でもわたしのスマホに3人分はちょっと不安・・・
娘ちゃん、息子2くんがそれぞれ自分で管理するころには導入してみようかな?と思いました。
もっと最新型が開発されているかもですが・・・
かかりつけ薬局を持つメリット
院内ポスターでよく目にする「かかりつけ薬局をもちましょう」
みなさんはかかりつけ薬局ありますか?
息子1くんにはかかりつけ薬局があります。(もちろんわたしが行くのですが)
かかりつけ薬局のメリットは、
お薬手帳を持つ理由とほとんど同じです。
顔見知りになった薬剤師さんが、今までの成長を見ながら、
「お薬が増えた(減った)のは、なにかあったの?」
「お薬変わったのは効きにくかった?体に合わなかった?」
「この薬が処方されてるけど、風邪の薬飲んでるからお医者さんに確認するね」とか。
誰かが、同じように息子1くんの成長を知っていてくれるのはうれしいことです。
また、魅力的なお届け型の薬局さんのサービスもあります。
事前に処方箋をFAXしておくと、お薬を用意してくれるので、受け取りに行った時の待ち時間が少ないといったもの。
最近では、アプリに処方箋を写真で添付という薬局さんもあります。
我が家の場合、病院帰りの息子1くんは疲れてイライラしている事が多いです。
待つことが苦手なので、さらにいらいら・・・。
そんな時、かかりつけ薬局さんが提案してくれたのが、
宅配でした。
病院帰りに薬局さんに処方箋をだし、息子1くんと家に帰ります。
薬剤師さんが勤務後の帰り道に、我が家のポストに投函してくれるというもの。
本当にありがたいです。
最後に、息子1くんのような一般的ではあまりないお薬を定期的に入荷して置いて頂いているのも、かかりつけ薬局だからこそです。
(初めて行った薬局で、在庫がない場合は入荷待ちになります)
メリットを求めるわけではありませんが、安心して体調を管理できるかかりつけ薬局さんは、決めると安心が一つ増えますね。
皆さんにもかかりつけ薬局さん、ぜひおすすめなのでみつけてみてください。
かかりつけ薬局は気持ちも共有できる
息子1くんは最近まで、錠剤がのめるようになりました。
粉薬ではどうしても粉の量が増えてしまい、飲むのが大変だったのです。
思い切って錠剤にチャレンジしたら、ラッキーなことに飲めるようになりました。
「もっと早くチャレンジすべきだったのかも」との思いは胸に秘めて(;'∀')
その際、薬剤師さんに「錠剤がのめるようになった」ことを報告すると、
「すごいね!息子1くん!頑張ったね~。お母さんも頑張ったね~」と一緒に喜んでくれました。
他の子より手がかかる息子1くん。圧倒的に人の手が必要な息子1くん。
誰よりもたくさんの人の手に支えられている息子1くん。
誰よりも人の手の温かさを知っている息子1くん。
わたしが人の手の本当の温かさを知ったのは、こどもたちのおかげだとつくづく感じる、この頃です。
長くなってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました。
みなさまにとって素敵な1日になりますように。