<障害児のきょうだい>きょうだい間の悪口予防法
こんにちは。
いつもご覧いただきありがとうございます。
先日のホワイトデーにバレンタインデーのお返しをいただきました。
男性約60人、女性3人(うち内勤はわたしだけ)という職場なので、バレンタインといってもそんな高級なチョコ様は渡せないのですが・・・
「子どもたちにあげてね!」と言いつつ、お返しをくださる方もいて、恐縮です。
いえ、ありがとうございます!!
子どもたちにあげます!
でも、うれしいことはシェアすると膨らむから、私も食べます!!
ありがとうは言えば言うほど幸せを呼ぶから・・・
ありがとうございます!←誰もブログは見てないけど、伝えたいので。
うれしいことはシェアする
いただいたお返しの中にこんなにかわいいものがっ!
ディズニー好きのわたしにとって、このプチ缶は「たまらないっ」
早速、「見て見て~。すっどいかわいいの貰っちゃった」と娘ちゃんに報告しました。
「ほんとだっ!かわいい!中身は飴かな?」ということで、一緒に確認。
すると、中身は本当に繊細なプリントがされたクッキーでした。
わたしの写真のテクが無さ過ぎて、細かい部分まで写し切れてなくてごめんなさい。
しばらく、二人そろって、ミニーちゃんとデイジーに見惚れていました。
本当に食べてしまうのがもったいない・・・きっとおいしいし・・・
それほどかわいい、うれしい、だから、娘ちゃんに「缶ごと全部あげる」ね。
大切にしまっておきたくなるようなモノだからこそ、わたしは娘ちゃんにあげたいのです。
親になって分かった「あなたが喜ぶ顔以上に欲しいものはない」という感情。
うれしいかったことはシェアし返す
娘ちゃんは「本当にいいの?」を何度か繰り返し、「ありがとう」と言ってもらってくれました。
それが夕方の話。この話には続きがありました。
娘ちゃんが塾から帰ってくる時間は遅く、息子1くん&息子2くんはだいたい寝ています。
帰ってきた娘ちゃんの夕食タイムは、母娘のコミュニケーションタイムです。
娘ちゃんがおもむろにポケットから、さっきのミニ缶を出して、
「ママ、これありがとう。かわいくって、貰えてうれしい。
だから、一緒にひとつづつ食べよう。
一緒に食べたら、おいしいねって二人で言えるでしょ?」
こんな娘ちゃんの言葉に、わたしはただただ目頭だけが熱くなる親ばかです。
娘ちゃんからもう一度、わたしに戻ってきたクッキーは、やっぱり2倍美味しかったです。
「食べ終わった、空き缶は娘ちゃんがもらうけどね~」ってちゃんと言ってました。
きょうだい間の悪口予防法
クッキーを食べながら、娘ちゃんに聞かれたことがあります。
「なんでママは、みんな(子どもたち)のこと、家では〇〇ちゃんって呼ぶの?」
もう子どもたちは、結構大きいので、外では名前(のみ)でみんな呼びます。
「たろう」くんなら「たろう」と呼びます。
でも、家の中では、わたしは〇〇ちゃんと名前にちゃんを付けて呼びます。
「たろう」くんなら「たろちゃん」のように呼びます。
理由は、わたし、口が悪いんです・・・
だから、理由のひとつめは、子どもたちに悪い言葉を使わないように気を付ける為なんです。
人は不思議で「たろちゃん」「たろうさん」の後には、悪い言葉は出づらいんです。
反対に、「たろ」みたいに呼びつけやあだ名にすると、悪い言葉でも平気でつながります。
「たろ、ふざけんな」とは言えますが、「たろちゃん、ふざけんな」とは言いにくいし、イントネーションも変わりますよね。
わたしが「ちゃん」で呼べば、必然的に子どもたちも「ちゃん」で呼び合うようになります。
理由のふたつめは、
「きょうだいがお互いに、いやな言葉をぶつけあってほしくないから」
「言葉のチカラは強いから、疎ましく思うようにならないでほしいから」
我が家の場合、息子1くんに重度の知的障害と自閉所があるため、どうしても生活の中心は息子1くんになりがちです。
でも、それを「息子1くんのせいで」とか「息子1くんばかり」とは思ってほしくなかったからです。
きょうだいのだれを相手にしても、悪口なんて言ってほしくないのが親の願いですよね。
きょうだいの悪口の言い合いが不安な方、ぜひ試してみてください。
本当に〇〇ちゃんの後に、悪い言葉は続けにくいんです!
でも、娘ちゃん、息子2くんは年頃なのできちんと判断し、外ではお互いの名前(のみ)で呼び合っています。
これはこれで、二人ともえらいじゃんって思います(〃艸〃)
悪口予防方法は有効
実はわたし、甥っ子姪っ子たちには、〇〇ちゃんと、逆に名前にちゃん付で呼ばれてるんです。
「はなこ」おばさんなら、「はなちゃん」です。
甥っ子姪っ子も、うちの子たちと年齢層は同じです。
甥っ子姪っ子が〇〇ちゃんと、私を呼ぶように仕掛けたのは、私の姉です。
姉からすると、姪っ子が生まれた当時のわたしは、まだまだ子供だったから、〇〇ちゃんで呼ばせていたのかもしれませんが、
やっぱり「ちゃん」と呼ばれると親愛のこもった身近な気もしますし、きつい言葉はお互いに出ませんよね。
おかげさまですっかり、叔母さんというより、年の離れた友達的な接し方をしてくれます。
わたしの「口が悪い」ところを封印したのは、姉の戦略だったのかもしれませんが・・・
悪口よりもありがとうを伝えたい
気持ちは人に見えませんよね。
言葉は嘘もつきますよね。
どう伝えたら、想いは伝わるのかわりませんが、
ありがとうはきっと気持ちが伝わってきた瞬間だから、
ありがとうだけは、すぐに伝えていこうと思っています。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
小さなありがとうがあふれる一日になりますように~。