<障害児を育てる>自閉症児は笑顔で安心させる
こんにちは。
学期末・学期始めあるあるを、やらかしてしまいました( ;∀;)
娘ちゃんは公立中学校、息子1くんは特別支援学校、息子2くんは公立小学校に通っています。
すると・・・給食の始まるタイミング・終了のタイミングが違うんです。
(同じ学校でも学年によっても異なりますが)
今回は息子2くんが一番最初に給食終了日を迎えたのですが、
朝間違えて、他の2人の給食セットと一緒に用意してしまいました。
給食セットを持っていく「習慣」通りに、給食が無いのに給食セットを持って行ってしまった息子2くんです。
息子2くんのお弁当も用意して冷蔵庫に入れておいたのに、
なぜ給食セットを用意していしまったんだと、ちょっとくやしいわたしです"(-""-)"
わたしが3人分の給食セットを用意する「習慣」も原因の一つですね。
いま笑えるなら笑顔で過ごす
学校から帰った息子2くんの反応は明るく
「給食袋もってっちゃたよ~。も~。あれって結構、恥ずかしいんだからね」
と笑いながら言っていました。(いわれるまで失敗したことに気付いてなかったわたし)
「ごめんごめん。ついでに給食セット持ってきたから、給食ご馳走して下さいって言えばよかったのに」とわたしがちゃかすと、
「そっか。6年生は給食があったから、6年生に頼めばもらえたかな?」なんて
陽気に返してくれたので、一安心しました。
笑えるなら笑顔での習慣
息子2くんは、同じ学年の子より身長が低く小柄です。
幼い雰囲気が漂い、女の子の様な優しい感じさえあります。
いじめとまでは言いませんが、元気な同級生についていけないこと、
いやだなと思っても伝えられないことが、きっと人より多めにあります。
わたしから見て「なんか変だな。元気ないんじゃない?」と感じた時は、本人とも話し、担任の先生とも密に連絡をとっていましたがと、その回数もめっきり減ったなと感じます。
相手を変えることはできませんから、息子2くんと頑張ろうと約束している事があります。
①いやなことはまず大きな声で「いや」と本人に伝える
(それでもだめならママか先生に相談しよう)
②あいさつと、ありがとう、ごめんなさいは、だれよりも早く大きな声で言おう
(先に言われたら、笑顔もプラスして返事しよう)
③「いじられた」「ちょっとヤなこと言われた」ら、笑顔になれる返事を変えそう
(お互いにぐちぐち言うより楽しい)
③はかなり難しいです!!
本当に気にしてることを言われたら、大人だってへこみます!
「テストの点数が悪かった」⇒「その分、点数があがるのびしろがある」
「背が低い」⇒「目線が違うから、みんなが気付かないことに気付ける」
「足が遅い」⇒「足が速いといいけど、生活の中で必要なのは逃げる時だけ」
など、息子2くんが「大丈夫なんだ」と思えること、笑顔になれることを大切にしています。
今日あったことを話すときには、できるだけ面白い要素を入れて話すようにしています。
一緒に笑顔で頑張ってくれる息子2くん!
きみは偉いんだよ~。自慢の息子なんだよ~(*^-^*)
自閉症児こそ笑顔は効く
重度知的障害&自閉症の息子1くんは特別支援学校中学部になっても、まだ声変わりはしていません。(構音障害もあり、話さないのでわかりにくいですが)
ひげは生えてきて、2~3日おきに、剃る必要が出てきました。
顔に触られることが苦手な息子1くん。(自閉症児には多く見られます)
「ひげ剃りなんてどうしよう」と悩んでいたのですが、いざ始めてみると、意外にすんなりできました。
もっと大暴れするかと思ってたのですが(´▽`) ホッ
ひげ剃りでの最初の一歩も「笑顔が大事」でした。
「こんな感じできれいにするんだよ~」とわたしが笑いながら見せ、
次に息子2くんにも笑顔でひげを剃るふりをしてもらいました。
その様子をかぎつけた娘ちゃんも加わり、3人でひげを剃るふり。
3人が笑っているので安心し、ちょっとやる気になったところで、
「息子1くん、かっこいい~」とかのせながら、ひげを剃ったのが最初です。
以降、剃り残しがあってもいい、剃れない日があってもいいと気楽に考えて、
「毎回笑顔でひげを剃る」ことだけ決め、トライしていました。
1週間ほどで、なんと!
息子1くんが自分からひげを剃ってほしいと促すようになってきました。
万事が今回のようにうまくいくわけではありませんが、笑顔ってすごいと改めて思いました。
障害児を育ててらっしゃる親御さんに、初めてのことは笑顔でをおすすめします(*´Д`)
うまくいかない時にこそ笑顔が大事
作り笑いでも「笑顔になれば、心も穏やかになる」は本当だなぁと感じます。
感情から生まれる笑顔は素敵ですが、笑顔から生まれるのはやさしい感情です
わたしはいつも「なんだかな~」と思ったら、口角を上げる意識をします。
わたしが単純なのか、本当になんだかちょっとくすっと笑える気分になるのです。
笑顔は「自律神経を安定させて、血行促進を促し、筋肉もほぐれやすくなり、内臓能動きも活発化する」らしいです。
なによりも、誰かに笑顔を向けられると、自然にこちらも笑顔になる相乗効果がすてきです。
ツイてないと思ったら「笑顔を習慣に」を
皆さんにオススメします
誰かと話すときには、笑顔を習慣にしたい!と強く願うこの頃です。
最後まで長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
皆様の1日が笑顔のあふれる日になりますように。